実家の片付けの現場で
サービス付き高齢者住宅へのお引越し
片付けのクライアント様はご夫婦。
これからのことを考えて、サービス付き高齢者住宅(サ高住)を終の棲家とされます。
引っ越し当日。引っ越しのお持物はすでに分けていただいていました。
クライアント様です。これだけでもお疲れかもしれませんね。
家財整理も同時に
大物家具は、スペースの関係で残念ながら持っていけません。高齢者様のお宅の片付けでよく出てくるのは、
- 「まだ使えるモノ」
- 「いつか使うはずだったモノ」
- 「いいと思って手に入れて使わなかったモノ」
果たせなかった想いが感じられることも多いです。
今回は、「もの・想いプロジェクト」で使えるモノはリユースいたします。
「もの・想いプロジェクト」は捨てない片付け
想いを捨てない
私たちは、お客様が望めば、追加料金なしに使えるモノはすべて次に使う方を探します。徹底的にリサイクル、リユース。
日本で使ってくれる人がいない場合もあります。その場合でも「捨てる」ことはしません。
使ってくれる人へ。顔が見える橋渡し
アジア圏では、日本の方が丁寧に扱ってきた日用品は喜ばれています。それがたとえ、バラの鉛筆1本だとしても。
まだまだ発展途上の地域に日本用品の雑貨屋を置き、店頭、もしくは現地のネットで格安でお譲りしています。経費がかかっても外国政府や業者に一任しないのは、モノの行先、相手様の顔が見えるやり取りをしたいからです。
予定以上のもうけはユニセフに寄付をし途上国のサポートもしています。
これが「もの・想いプロジェクト」の活動です。
コロナが落ち着いたら、海外輸出の現場もご紹介しますね。
持ち物は厳選
高齢者住宅へのお引越しでは、モノを厳選して運びます。
今回は、持っていく物は、お客様できっちり仕分けが済んでいらっしゃいました。
大物、廃棄しなければならないモノもお任せでOK。モノの搬出はお座りになられたまま(手前右)ご確認いただいております。
立つ鳥跡を濁さず
お引越しのお荷物と手放すモノを運び出したら、思い出の詰まった部屋を掃除して、完了です。
思い出のモノも厳選
この現場で、手放すことになったのが、大物家具のほかにこれら。
使えるモノは徹底的にリユースをいたしますが、思い出のモノは?
思い出のアルバム。
別居されているご家族も確認し、思い出として古い写真をご自分のカメラに残し、ひとしきり懐かしんでお別れされました。
なんてまっすぐな瞳!よそ様の写真でも、ググっときます
他にも思い出はたっぷりおありです。その中からご両親様が思い切ってよく仕分けられたと感心されていました。
片付けが順調に進んだわけ
新しい暮らしにワクワクされて
思い出もモノも厳選して晴れ晴れと新しい暮らしに向かいたい。そんな、未来にワクワクするお気持ちが片付けの後押しをしてくれたと感じます。
快適な終の棲家に向かわれるためのサポートでした。
片付けサポート、シニアのお引越し、家財整理、「もの・想いプロジェクト」につきましてはこちらで。